無限に広がるエクステリアデザイン、家族の帰りを優しく迎えてくれる家

無限に広がるエクステリアデザイン、
家族の帰りを優しく迎えてくれる家

1)思わず足を止めてしまう洗練されたエクステリア
素敵な外観の住宅に出会ったとき、思わず見入ってしまったことはありませんか?
雑誌やカタログに出てくるような洗練された外観は人目をひきますよね。
最近では海外の住宅のような拘りのある外観や、シンプルでモダンな外観に憧れる人が増え、エクステリアに力を入れる住宅が増えてきました。
そこでこのページでは、エクステリアの基本的なことから効果や注意点などをまとめてみました。
エクステリアデザインを変えたいとご検討中の方は、ぜひご一読ください。
2)エクステリアとはインテリアの対義語
みなさんはマイホームを購入やリフォームを考えたとき、頭にはどんなことが浮かびますか?
おそらく、予算や間取りにはじまり、「どんな部屋にしようか」とか「家具は何を置こうか」と室内の空間もイメージするでしょう。
そして室内の空間をイメージしたときに浮かんでくるのが装飾品ですよね。
装飾品には窓やドア、キッチン、トイレなどの設備関連、カーテンや照明器具、家具などがありますが、それら全てを『インテリア』といいます。
『インテリア』が室内の装飾品であるならば、対義語の『エクステリア』は屋外の装飾品と考えればわかりやすいですよね。

3)エクステリアと外構のちがいとは?
住宅関連の話題に登場する「リフォーム」「リノベーション」「外構工事」という言葉を耳にしたり、広告などで目にしたことがあるかと思います。
前述で「エクステリアは屋外の装飾品」と説明したので『エクステリア』=『外構工事』と捉えてしまいそうですが、実はエクステリアと外構工事は別物です。
エクステリアは屋外(敷地内)を演出するものと考え、外構は構造物そのものを指します。

外構には、
門扉・門柱 / カーポート / ガレージ / アプローチ / フェンス(囲い) / 植栽 / 照明 / 外壁 / ウッドデッキ・テラス
などがあり、これらを構成して作り上げた空間をエクステリアといいます。

4)エクステリアの工夫で得られる効果とは?
たとえば、初対面の人と会ったとき、良くも悪くも第一印象がその人のイメージとして残りますよね。
家も同じで、最初に目に映った第一印象がその家に住む人のイメージをつくりあげてしまうことがあります。
そのような観点からもエクステリアは大切な役割を担っていますが、他にもエクステリアの工夫次第で得られる効果はたくさんありますのでご参考ください。
/// 4-1.照明を使った安全性の確保
夜間のライトアップは素敵な空間を演出することができたり、帰宅したときの気持ちを和ませてくれます。
また、表札灯や誘導灯は安全性を確保し、セキュリティ面にも効果があります。
/// 4-2.デザインに合わせた防犯対策
塀で囲った従来の家は、外からの視線を遮ることができるというメリットがあります。
しかし、死角ができてしまうと、空き巣や泥棒に隠れる場所を与えてしまい逆効果になることもあり、最近では死角のない開放感のあるエクステリアデザインの需要がおおくなっています。
プライバシーの観点から敷地を囲いたい場合は、死角をつくらず視線を柔らかく遮るフェンスなど見通しのよいデザインを選ぶことをおすすめします。
さらに防犯性を高めるためには、防犯砂利を敷いたり、センサーライトを設置する方法もあります。
/// 4-3.アプローチは滑りにくい素材で転倒防止に
玄関までのアプローチは屋根がないことから雨で濡れると滑りやすくなります。
水はけがよく、滑りにくい素材を選ぶことが転倒やケガの防止に繋がります。
/// 4-4.広さと設置場所で充実度がアップする駐車スペース
駐車スペースは、住宅の場所や前の道路との兼ね合いを考慮しつつ、余裕のある広さがとれる場所に設置することがベスト。
ギリギリのスペースで設計してしまうと「狭くて車の出し入れが不便」というような失敗も否めないからです。
また、自転車やバイクを所持しているようであれば、それらも含めた広さで設計することをおすすめします。
/// 4-5.カーポートは設置場所が重要
カーポートは玄関までの距離が遠いと雨や雪に濡れることを不便に感じます。
逆に、カーポートを足場にした侵入者を防ぐためにも窓に近い部分に配置することは避けたほうがいいでしょう。
カーポートは設置場所が限られてしまうことから、防犯カメラやセンサーを併用し、利便性を確保しながら防犯対策することが大切です。
/// 4-6.お庭の雑草対策にも効果あり
せっかく庭を設けたのに雑草の手入れが大変で放置気味・・・なんてもったいないですよね。
そんなときはお庭にレンガや人工芝などを敷けば回避できます。
お庭の雑草対策の床材の種類は豊富にありますので、空間の演出と実用性を加味した素材にしましょう。

エクステリアは家の外観を華やかにしてくれるだけではなく、そこに住む人を守ってくれたり、暮らしやすくしてくれる効果があります。

弊社では現在の敷地内の不満要素をヒアリングし、実用性と解決策を含めたエクステリアデザインをご提案しています。
また、エクステリアのリフォームは、一部のエリアを変えただけでも効果を実感できますので「専門的なことはわからない」「リフォームするべきか悩んでいる」という方は、ぜひ、合同会社Y.Tデザインオフィスへご相談ください。

5)3つのエクステリアのスタイル
エクステリアには大きくわけて3つのタイプに分かれていて、それぞれに特徴やメリットがありますのでご紹介します。
/// 5-1.クローズタイプ
特徴
従来の住宅に多くみられる、塀やフェンスなどで住宅を囲むタイプ。
人通りの多い立地などに採用されるスタイルです。

メリット
敷地内の様子を見られることがなく、プライバシーを守れます。
防犯対策には効果を発揮します。

/// 5-2.オープンタイプ
特徴
塀やフェンスで囲わないタイプ。外国の住宅に多いエクステリアデザインです。

メリット
日当たりがよく、狭くても開放的な印象を与えます。
構造物が少ないため工事費用を抑えられます。

/// 5-3.セミクローズ(セミオープン)タイプ
特徴
隠したいところは隠し、見せるところは見せるといった、クローズタイプとオープンタイプの中間デザインです。

メリット
適度にプライバシーを守りつつ、開放感も得られます。
必要に応じて追加工事が可能なデザインです。

6)おわりに
ライフスタイルを豊かにしてくれるエクステリア。
実用性を兼ね備えた素敵な空間を創り出すためには、話し合いを重ねてプランを立てることが必要です。
まずは現在の不満点をピックアップし、目的を明確にすることがエクステリアの魅力を実感することに繋がるでしょう。
専門家であるわたくしたちの知識と培ってきた経験から、一緒に不満点を解決していきたいと思います。些細なお悩みでも躊躇せず、ご相談ください。

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