後悔したくないマイホーム購入、 失敗談から学ぶ快適な家づくり
失敗談から学ぶ快適な家づくり
買いやすい建売住宅や分譲マンションをよく吟味せずに購入してしまうと、住んでみてからいたるところに不満がでてくる可能性があります。
デザインや雰囲気に流されてしまう前に、もっと具体的に実際に自分たちが住むイメージを描くことが大切です。
生活の拠点となる我が家、生涯を共にするマイホームに不満を持つことはできる限り避けたいですよね。
そこで、このページでは建売住宅 ・分譲マンションを購入した人が住んでみてわかった不便な点にスポットをあて、合同会社Y.Tデザインオフィスならではの失敗回避策をご紹介していきます。
ぜひ、家づくりや家の購入の際の参考にしてください。
1位 | コンセントの配置や数 |
---|---|
2位 | 収納の大きさや設置場所 |
3位 | 生活動線 |
4位 | 部屋の広さや数 |
5位 | 日照問題 |
6位 | 音やにおいの問題 |
7位 | 視線の問題 |
8位 | 玄関の広さや収納スペース |
9位 | 内装の色やデザイン |
10位 | 屋外空間の広さの問題 |
案外、考えていなかったことや盲点だったというようなこともランキング内に入っていたのではないでしょうか。
では次に、当社が推奨する失敗例にあわせた回避策をお伝えしていきます。
・部屋の広さを優先して購入⇒廊下が狭く扉が干渉して不便を感じた
・広いリビング⇒手持ちの家具の大きさと合わず失敗
・吹き抜けやリビング階段に憧れて購入⇒冷暖房の効率が悪く光熱費がかさんでしまい後悔
- 広いリビングには引き戸などの稼働式の間仕切りを設置しておくと便利です。
必要に応じてスペースを区切ることができるので、冷暖房の効率化になったり、急な来客時の目隠しにもなったりするのでおすすめです。 - 「廊下は移動するときにしか使わないから狭くても問題ない」と考えることはありがちですが、廊下が狭いことで扉の開け閉めや人のすれ違いが不便になることがあります。家族構成や生活動線を考えることも必要です。
- リビングの吹き抜けには、床暖房を併用したり全館空調を取り入れることをおすすめします。
また、リビングの吹き抜けは2階の床が狭くなることも念頭においておきましょう。 - 高い天井の吹き抜けは電球の交換が「大変」とか「危ない」という意見もありますが、寿命の長いLEDライトを使用したり、昇降機能付き照明で解決できます。
- リビング階段はおしゃれで家族の気配を感じることができますが、吹き抜けと同じように冷暖房の効率が悪いというデメリットもあります。
階段の形状によっては上り口にロールカーテンを取り付けたり、全館空調にして冷暖房の効率化や光熱費を抑える工夫をしましょう。 - リビング階段の場合、小さなお子さんがいるご家庭はベビーゲートを取り付ければ落下事故を防ぐことができます。
ただし子どもが大きくなり家に友達が遊びに来たときは、リビングが丸見えになることも視野に入れておきましょう。
当社はリフォームも承っております。多様化する社会にライフスタイルも変化することを考慮して、幅広いリビングの使い道を一緒に考えていきましょう。
大きな窓やたくさんの窓…
・外からの視線が気になり、カーテンが開けられない。
・防犯上窓が開けられない。
・夏は暑く冬は寒い
・家の中の声が丸聞こえ
・壁が少ないので家具の配置が難しい
- 隣家との距離が近い場合は窓の位置をずらしたり、高窓や天窓にするのがおすすめです。
- 大きな窓が通りに面する場合は、外構に目隠しフェンスなどを設置したり、カーテンやブラインドで目隠しを。
- 声や音漏れが気になる場合は二重サッシにする方法もあります。
- 死角になるような位置への窓がある家は避けたほうがよいでしょう。
ただ、やみくもに窓の大きさや数だけで家を選んでしまうと、のちに失敗となる可能性もあります。
弊社は丁寧なヒアリングのもと、家具の大きさから配置も考慮した窓の設置をご提案します。現在の窓の位置に不便を感じたり、不満がある場合は一度ご相談ください。
・収納の奥行きが深すぎる⇒手前に無駄な空間ができて活用しきれていない
・吊り戸棚が高すぎる⇒届かない棚の物の出し入れが不便で使わなくなってしまった
・収納場所に不満⇒部屋のドアと収納の扉がぶつかるので同時に開けられない、階段下収納に市販の棚やカラーボックスが置けない
- 収納は多いほうが何かと便利です。
しかし、面積を広く確保すればいい、数が多ければいいというものではありませんので手持ちの荷物のサイズに合わせて、どこに何を置くかを考えた収納スペースが理想的です。 - 階段下などの変形した収納スペースは可動式のラックを使用したり、可動式の棚を取り付けることでデッドスペースも活用できます。
- 布団を収納する場所は季節によって布団の大きさや数が異なるので、奥行きや幅を測っておくと失敗しないでしょう。
- 部屋の近くの収納スペースは、どちらかの扉を引き戸にすることで扉同士の干渉がなくなります。
- 高い位置の吊戸棚は昇降式にすると収納スペースも活用できるでしょう。
部屋数や間取りがよくても、不要な物を片づけるスペースがないという状態はストレスフルな生活をおくることになりかねません。
季節によって出し入れするもの、使用頻度は高いけど毎回片づけたいものなどをリストアップして、収納スペースを設けることができるのは注文住宅の利点です。
弊社では、今ある収納をさらに活用するためのご提案も可能です。
・コンセントの数⇒必要な場所にコンセントの数が足りなかった
・コンセントの位置⇒家具を置いたらコンセントが使えなくなった
・屋外のコンセント⇒想定外だった
- コンセントの配置は家を購入したあとに発生する不便さで1位にあがるほどの問題です。
調理家電が多いキッチンのコンセントが足りない、家電の置き場を考えていなかったから延長コードを使用している、掃除機をかけるときに差し替えなくてはならず面倒など。
建売住宅では避けれらないコンセント問題。
コンセントの設置は電気工事が必要となるため、延長コードやタコ足でしのいでいる家庭が多いのが現状です。
購入時は想定していなかった生活スタイルの変化や各部屋の使い道の変化により直面する問題です。
弊社では各部屋の使用目的から想定される問題に対応できるような配置をご提案しています。
コンセントの増設も承っておりますのでご相談ください。
・ドア/扉の位置⇒扉を開けると通行を妨げ邪魔になる、扉を開けるとスイッチが隠れて不便
・階段付近のドア/扉⇒扉を開けると階段をふさいでしまい危険
・リビングまでの動線⇒来客を通すときにシンクの中まで丸見えで恥ずかしい
・洗濯物を干す場所⇒1階で洗濯、2階に干す場所があるので重労働
・勝手口⇒勝手口がないのでゴミ出しや買い出しのあとが不便
- 扉は前後に開閉する室内ドア(開き戸)に拘らず、左右にスライドさせて開閉する引き戸を活用すると、動線の邪魔をせずスイッチが隠れるなどの不便なことも解決できます。とくに階段付近の扉は危険を回避するためにも引き戸をおすすめします。
- キッチン付近を来客が通る間取りの場合、キッチンの中がどこまで見えるかを意識して、シンク周りの壁に高さを設けて目隠しをするなど工夫をしましょう。
- 勝手口は意外と重宝します。大きなゴミ袋を持って玄関まで運ぶ手間が省けたり、買い出し後の荷物を勝手口から室内に置くことで、重い荷物を持って歩き回ることもなくなるので便利です。
建売住宅や分譲マンションなどは各家庭の生活スタイルを考慮した設計にはなっていないため、住んだ人が不便に感じても仕方がない部分でもあります。
注文住宅なら家族それぞれの生活パターンをヒアリングした上で、動線に不便を感じないような家づくりを実現が可能です。
・リビング階段⇒調理のにおいが2階にまで広がってしまう
・キッチンに仕切りがない⇒調理や生ごみのにおいが部屋中に充満してしまう
・シューズボックスの換気口⇒シューズボックスに換気口がないためにおいが気になり消臭剤をたくさん置くことになり不経済
- においや音は、騒音・不快と感じるレベルが人それぞれですが、気になりだすとストレスになりかねませんので、生活パターンを想像しながら物件を見るに越したことはありません。
- リビング階段は、形状によっては引き戸でにおいを遮ることが可能です。
- 寝室に漂うにおいや音は安眠を妨げるので部屋の使用目的に注意しましょう。
現在お住まいの住宅で音やにおいの問題に悩まされている方は、合同会社Y.Tデザインオフィスにご相談ください。
・玄関前のポーチ⇒玄関ポーチがないので、傘やベビーカーを片づけるときに濡れてしまう
・シューズボックス⇒傘やベビーカーが収納できないので玄関がごちゃごちゃしている
・玄関の採光⇒光を通さない扉のため真っ暗な玄関。電気をつけっぱなしにしている
- 玄関の扉は必ず閉めるものなので、採光を踏まえたデザインのドアを選ぶことを推奨しますが、照明器具で工夫することも可能です。
- 傘やベビーカーなどの置き場は玄関です。何を使うか、何を置くかを考えた収納スペースを確保しましょう。
- 家族が同時に帰宅した際、雨の日などは玄関での順番待ちは困りもの。玄関が狭くても庇(ひさし)だけでもあれば雨除けになりま。庇(ひさし)だけのタイプ、柱を設けた庇(ひさし)など機能面を考えてリノベーションすることも工夫のひとつです。
・家族の成長につれて自転車置き場がなくて困った
・キッチンの色やデザインが合ってない
・壁紙が思ってたより派手だった
・壁紙が耐久性不足でメンテナンス費用がかかってしまった
- 意外と盲点となるのが自転車置き場です。
子どもができる前は必要性を感じませんが、子どもの送迎に使う自転車、子どもが成長してから使う子ども専用の自転車など、自転車の台数はライフステージとともに変化します。
自転車の劣化を防ぐためにも屋根付き駐車場を設けたり、家の中に収納スペースを作っておくと便利です。 - キッチンは機能性やデザインだけ見て決めてしまいがちですが、実際に配置したときに床や家具、建具との調和も考慮したうえで選びましょう。
- 部屋の雰囲気をガラッと変える壁紙は面積が広いこともあり、家具や照明と合わないと悪目立ちしてしまいますので家具とのバランスを見極めることが大切です。
- 柄や色の入った壁紙はそれだけでインテリアとして役立ち、個性を演出できるのが魅力的ですが、壁全体に貼ってみると思ってた以上に派手になってしまうこともありますので大きなサンプルを見て具体的にイメージしてみましょう。
- あまりにも安価な壁紙は耐久性が弱く、すぐに変色してしまったり剥がれてくるので要注意です。壁紙のメンテナンス費用は安くはないので、最初から質のよい壁紙を選んだ方が結果的にコストの節約につながるでしょう。
『家は3回建てなければ理想の家にならない』と聞いたことがありますか?
家をつくる・買うということは、とても大きな買い物ですから1回でじゅうぶんですよね。
理想と現実のギャップを生まないためには、自分たちの理想とライフスタイルをすり合わせ、専門知識や経験が豊富なプロの意見にしっかりと耳を傾けることです。
あなたの思いを伝え、丁寧な打ち合わせを重ね、後悔のないマイホームを手にいれましょう。
「具体的にどんな家具・家電をどこに置きたいのか」からヒアリングし棚や収納の位置・サイズからコンセント配線の数・場所まで、綿密に細かく計算して空間をデザインしています。
ご相談やご要望はお気軽にご連絡ください。